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りばーす。 2020/02/02(日)17:04:38
カレンダーの方で募集している卓です。
■ビーストバインドトリニティとは
現代日本が舞台となるゲームです。ただし、この現代には人間の他に数多くの魔物が正体を隠して生活しています。
PCたちはその魔物の中でも人間社会の一員として生きる事を選んだ存在です。
このため「一般的な」魔物からは「人間にも魔物にもなれない半端者」として「半魔」の蔑称で呼ばれています。
人間としての生活、そしてその一部である大切な人たちのために戦う。それがPCたちなのです。
ウィキペディアの記事もありますので、詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89_%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3
現在ルールブックが版元品切れで入手困難(中古でもアマゾンで6000円程度)のシステムであるため、ルールブックなしでも全く問題ないようサポートいたします。
シート類などもこちらで用意しますし、キャラ作成の時間も長めに取るつもりですので未経験の方にも参加してもらえると嬉しいな、と思います。
今回は、以前別所で回した事のあるオリジナルシナリオに遊びやすいよう手を加えたものになります。
一日かけてキャラ作成からじっくりと遊ぶ予定です(途中、夕食休憩は入れます)
■プレイヤー募集人数
最大5名(3名で卓が成立確定です。カレンダー外で1名様決まっているので、2〜4名様の募集となります)
■レギュレーション
・基本ルルブ、サプリメント3冊、公式リプレイのデータは全て使用可能。使用経験点は15点
・キャラクターはコンストラクションルールで1から自作。0経験点と15経験点で作成の手間は大して変わりません。
・アタッカー、サポーター、ディフェンダーの基本クラス3種はパーティで揃うようにして頂きます
・以上の条件を満たすことが出来るならば事前作成による持ち込みを制限しません
●今回予告
我らが魔物である限り。エゴには従わなければならない。そこに理由を見出せずとも。
少女は自らのエゴに突き動かされ、半魔に挑む。
勝算の薄い勝負でも、自分が自分であるために逃げるわけにはいかないのだ。
……だが、少女はまだ知らない。
絆なくして己を保つこともまた不可能である事を。
かくして役者は揃い、一幕芝居の幕は上がる。一夜限りのこの舞台、最後に笑うは誰なのか。
ビーストバインドトリニティ
「星降る聖夜に祝福を」
心焦がすは魔の渇望(エゴ)、心繋ぐは人の絆。
●ハンドアウト
・PC1
推奨設定:地球の守護者の力の欠片である『羽根』と接触した事がある
絆:記憶喪失の少女/幼子
ある日の夜。君が池袋の繁華街を歩いていると、一人の少女から突如として襲撃を受けた。
彼女は魔の力を振るう事こそなかったが、その身のこなしは年若い少女のそれではない。
同じ魔物である君には判った。彼女もおそらくは同族なのだろう、と。
身を守りつつ問いただすと、彼女はなぜ君を狙うのか知らず、更には自らが何者であるのかすら判らないと言う。
ただ、君を倒さねばならない、と言う衝動に駆られて動いていると言うのだ。
記憶喪失、と言うやつだろうか。それとも、「そうした存在」として生まれてきた魔物なのだろうか。
いずれにせよ、帰る場所のない彼女を放置するわけにはいかない。
まして、いつまた不意打ちを食らうか判らないのではなおさらだ。
君はしぶしぶ彼女を自分の目の届く場所に引き取る事を決めた。
・PC2
推奨設定:吸血鬼の互助組織ペルソナ・ネットワークに所属している。または彼らと協力関係にある
絆:「鉄血の」オーレリア/仇敵
君は、ペルソナ・ネットワーク日本支部長、ウォーレン・レイクと昵懇の中にある半魔である。
クリスマスイヴ。君はペルソナ・ネットワークと敵対関係にあるヴァンパイアの組織、ヴラド騎士団の拠点の一つが新宿にある事を突き止め、ネットワークの仲間と連携する事で壊滅させる事に成功した。
だが、残された資料を漁るうち、一つの厄介事が発覚する。この拠点を任されていた吸血鬼、「鉄血の」オーレリアが拠点を留守にしていたために生き延びているらしいのだ。
このまま放置し、オーレリアが力を蓄える事を許せば、彼女が報復策を用意してペルソナ・ネットワークに牙を剥くのは容易に想像できる。それは、決して見逃せる事態ではない。
ウォーレンは君に、オーレリア追撃を依頼した。
・PC3
推奨設定:半魔たちが出入りするバー「ルーナン」の常連である
SA:「邪神の復活を阻む」
絆:JABF/恐怖
君は「ルーナン」と言う名のバーの常連客である。
ルーナンは半魔御用達の店であると同時に、魔物たちの非武装地帯として機能している異界だ。
そしてその事実は、半魔たちに依頼を持ち込む客にとっても大きな意味を持っている。
そうして、その夜もルーナンの店内に入ってくる依頼人が一人。
その客は「とある政府機関」の一員であると名乗り、幾つかの情報を明かすと依頼を持ちかけてきた。
邪神の眷属や崇拝者が信仰する神の復活を目論んでおり、邪神復活の際には世界に危機が訪れるらしい。
しかも自衛隊の退魔部隊、JABFの百鬼司令はそれらの事実を知りながら動こうとしていないのだと言う。
百鬼司令は、邪神討伐を口実に、東京を焼き払おうとしており、依頼人の目的はそれを食い止める事だ。
依頼人は胡散臭かったが、依頼が事実だったときの事を考えると引き受けないわけにも行かないだろう。
・PC4
推奨設定:地球の守護者と協力関係にある
SA:「『羽根』を回収する」
絆:「地球の守護者」神庭未羽/同志orビジネス
君は、神庭未羽に協力し、各地に散らばった彼女の『羽根』を回収している半魔だ。
彼女のために活動するうち、君は何度かヴラド騎士団と衝突し、彼らが『羽根』を集めようとしている事を知った。おそらくは、自分たちの覇権のために利用するつもりなのだろう。
だが、君は同時に奇妙な事に気づく。
都内のヴラド騎士団の活動の裏に、何らかの協力者――あるいは、黒幕の影が見え隠れするのだ。
特に新宿ではその「何者か」の影響は大きく、実質的に新宿支部は独立した組織として活動していた節がある。
騎士団の本来の主、ドラキュラ伯爵に対する背反行為を行なってまで『羽根』を蒐集している以上は彼らの黒幕が強力な相手である事は間違いない。守護者は君に、この何者かの調査と、『羽根』の回収を依頼した。
・PC5
推奨設定:死神「ミスティオ」の親友である
絆:邪神の眷属/憤怒
君には、ミスティオと言う名の友人がいる。
ある日のこと。ミスティオが瀕死の重傷を負って君の元を訪れた。
幸い命に別状はなかったが、魔物である彼を持ってしても当面は立って歩くのが難しいほどの深い傷だ。
なんでも、彼は邪神の復活を目論む冒涜的な眷属との戦いの中でその傷を受けたのだという。
「真の死」を与える寸前まで追い詰めながら、傷を受けたせいで眷属を逃してしまったらしい。
ミスティオは死神としての使命を果たすことに積極的ではなく、忌避感すら感じていた。
その彼が主義を曲げてまで復活を妨げようとした邪神がどれほど恐ろしいものかは想像に難くない。
何より、友人をこのような目に合わせた相手には報いを与えてやらねばなるまい。君は戦いを決意した。
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