誰もが秘密を持っている。 隣りに住む優しいお姉さんは殺人鬼。学校の先生は邪神ハンター。 クラスの気になるあの子は吸血鬼って噂があるけど……。
一見、何の変哲も無い世界で、心に秘密を抱えた人物たちが、 奇妙な怪事件に巻き込まれていく。 そこに待ち受けるのは破滅か、それとも……? 『インセイン』裏表紙より
マルチジャンル・ホラーRPG『インセイン』の参加者を募集します。
■募集人数:5名 プレイヤーキャラクターである「逢魔人」は当日作成して頂きます。 ゲームに必要なルールブックや筆記用具、ダイスなどは全て用意してありますので 手ぶらでOKです。 細かいルールは説明しますので、ルールを知らなくてもOKです。 初心者、未経験者の方も大歓迎です。 参加希望の方は「コメント」欄に記入をお願いします。
シナリオはオリジナルシナリオ、「迷宮城の一皿」です。
タイプ:特殊型 リミット:4 参加人数:5人 舞台:ファンタジー世界
昔々、愛する妻を若くして亡くした一人の王がいた。 王は悲しみに打ちひしがれ、城の奥へと引きこもるようになってしまった。 世継ぎはなく、大勢の大臣の心配の声さえ煩わしくなった王はやがて城を増築しその姿を迷宮へと変貌させていった。 改造を重ねたその城の奥へもはやたどり着ける者はおらず、捨て置かれ、いつしか魔物の巣窟となった。 おそらく王は迷宮の奥で魔物に食われ死んだであろう、と噂されるようになった。 「アリアドネの迷宮城」と呼ばれたその場所には王の残した財宝が眠ると言われ、沢山の冒険者が詰めかけるようになった。 迷宮城の奥には恐ろしいドラゴンが眠るとも噂され、腕に自信のある者が次々と挑んだが誰一人として帰らなかった‥
と、いうのが、ラクリマの街の名所アリアドネ城に言い伝えられている歴史である。 街は今日もアリアドネ城に挑む冒険者や、その外観を一目見ようとやってきた観光客などで賑わっている。
そして、ここにも‥立ち上がった一人の冒険者‥ ではなく、料理人が居たのだ。
※「迷宮城」と呼ばれるダンジョン内を探索し、食材を集め、料理をしながらサイクルを進めてゆくシナリオです。 手番ごとに減ってゆく空腹ゲージがあり、料理をして食べることでこれが回復します。 空腹を満たしつつも、各々が抱える「秘密」を探り合いながらシナリオを進めてゆきます。
◆ハンドアウト PC1 あなたはこの街で有名なレストランの料理長だ。 先日、街一番の金持ち貴族がこう言った。 「ドラゴンのステーキ」が食べてみたい、と。 どうやら古代の文献によるとドラゴンのステーキを食べた者 はその寿命が1000年伸びるという。 不老不死などには興味がないが、これは料理長としてのプライドをかけた戦いだ。 さっそく腕の立つ冒険者たちを探し、アリアドネの迷宮城に挑むことにした。 あなたの【使命】は迷宮城から新鮮なドラゴンの肉を持ち帰ることである。
PC2 あなたは隣国であるパストラル王国の武闘大会で連続優勝している腕の立つ冒険者だ。 アリアドネの迷宮城のドラゴン退治に挑むパーティを募集していると聞きはるばるこの街までやってきた。 ところが募集主は料理人らしい。本当に大丈夫なんだろうか…? 不安になりながらも、折角の機会を逃す訳にはいかない。 あなたの【使命】は迷宮城のドラゴンに一泡吹かせることである。
PC3 あなたはモンスター研究家だ。 特にアリアドネの迷宮城に巣食うモンスターは他に例を見ない物が多く、興味深い。 一度この目でじっくりと観察したいと思っていたところに、迷宮城に挑むパーティを募集しているのを見かけた。 このチャンスを逃す訳にはいかない。 あなたの【使命】は迷宮城のモンスターを観察しつくすことである。
PC4 あなたの母親は現在病床に伏せっている。 医者に見せても原因不明で、どうやら未知の病のようだ… こうなったら万能薬と言われるドラゴンの肉を食べさせるしかない! そう思っていた矢先に迷宮城に挑むパーティを募集しているのを見かけた。 あなたの【使命】は迷宮城から新鮮なドラゴンの肉を持ち帰ることである。
PC5 あなたは旅の吟遊詩人だ。 噂に名高いアリアドネ城を題材にした歌を作ろうと、その外観を一目見にラクリマの街にやってきた。 運の良いことに、ちょうど迷宮城に挑むパーティを募集しているのを見かけたので実際に中に入って みるのも良いかもしれないと思い参加することにした。 あなたの【使命】は迷宮城での体験を歌に残すことである。
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