◆ドラクルージュとは 『常夜国騎士譚RPG ドラクルージュ』は、真祖・ドラクルによって悪しき太陽が滅ぼされ永遠の夜が続くこととなった世界を舞台に、みなで優雅で耽美な物語を作りあげて楽しむゲームです。 真祖の系譜たる吸血鬼の力を持つ騎士として、堕ちた同胞や太陽の欠片と戦い、あるいは友との交流やロマンスに耽る――。
公式サイトより引用 https://fujimi-trpg-online.jp/game/dracurouge.html
◆物語の概要 ドラクの血統に連なる若き騎士トリス・ローハン・エストハイム・フォン・ドラクの領地にて、冥王軍の活動が確認された。領主トリスはこれを討伐すべく出陣するが、嘲笑うように防衛線を掻い潜りゲリラ的な攻撃を行う冥王軍の前に、領地は危機に瀕している。若き領主の焦燥は日増しに募り、領内の混乱はいや増すばかり。このままでは、エストハイム領が忌まわしき冥王の手中に堕ちるのも時間の問題であろう。彼の領の危難を聞きつけた騎士――即ち諸卿らPCたちは、縁深きトリス卿とその領地を救うべく、その手に剣を執るのであった。
■登場人物 “烈華卿”トリス・ローハン・エストハイム・フォン・ドラク 性別:女性 叙勲年齢:17歳 騎士歴:PC@と同程度に調整 可憐な外見と苛烈な性格を併せ持つ女騎士。炎のように鮮やかな赤い髪と、蜂蜜を思わせる濃金の瞳を持つ。つねに勇ましい戦支度を身に着け、戦となれば銀のレイピアを創り出し先陣を駆ける。髪に結わえた白い薔薇が特徴で、その苛烈な性情とあわせて“烈華卿”の名で呼ばれる。しかし、PC@と過ごしていた頃は、可憐な白いドレスを気に入っていた。 先代領主であるローハン伯よりエストハイム領を継いで日が浅く、真面目過ぎる性格も手伝って、よき統治者であった先代に応えるべく功を焦る傾向がある。
エルロンド 性別:男性 年齢:62歳 エストハイム領に仕える筆頭家令。厳格な性格と鋭い眼光を持つ老人。 背の伸びた長身の男性であり、落ち着きある仕草や言葉には一切の無駄も隙もない。丁寧に撫でつけられた灰色の髪に混じる白髪が、わずかに年齢を感じさせるだろうか。 10代の青年の頃からエストハイム家で働き、叙勲こそされていないものの厚い信頼を勝ち得て、邸内の差配を任される家令の座についている。執務のみならず剣腕も相当のものであり、若い頃は騎士であるPCAとも対等に渡り合う実力者であった。 筆頭家令に代々伝わる名刀を持つ、これこそエストハイム家に全てを捧げし者たる証。 その刀の切れ味たるや騎士ですら死を思い出すのだとか。
◆ハンドアウト PC1 消えざる絆:トリス【友・恋】 推奨の道:遍歴・近衛 少女騎士トリス卿は貴卿にとって特別な存在。彼女が主君の後を継ぎ、顔を合わせる機会は減った。しかしその友誼に瑕疵はない。トリスと過ごした日々を思えば、貴卿の胸には心地よい熱が宿るのだ。しかし、近ごろ彼女の所領に、冥王軍が侵攻しているとの噂がある。彼女の危難を見過ごしてはおけぬ。
PC2 消えざる絆:エルロンド【友・恋】 推奨の道:近衛・賢者 エストハイム領の従士エルロンドは、貴卿にとってもっとも心許せる存在。年老いてはいるが、若い頃には剣の腕を競い合った好敵手でもある。彼が叙勲されなかったことは不思議だが、それでも家令として主君に仕える忠誠は見事の一言だ。そんな彼の仕えるエストハイム領に、冥王軍の魔の手が迫っているという。今こそ友との絆を示す時だ。
PC3 消えざる絆:死美人【殺・恋】 推奨の道:狩人・夜獣 まだ貴卿が人であった頃、貴卿の故郷は冥王軍の手に堕ちた。貴卿自身は運よく騎士に救い出され、修練めでたく叙勲を受けるまでにいたった。だが、あの日に見た光景は…… 家族を、友を踏み躙る氷のような美貌は、今も忘れられない。エストハイム領を襲う冥王軍の中に死の乙女の姿があると聞いたのはその折であった。断じて逃してはならない。
PC4 消えざる絆:トリス【憐・敬】 推奨の道:領主・遍歴 “烈華卿” トリス卿は、貴卿にとって家族のような存在。ローハン伯と親交のあった貴卿はトリスが騎士となる前からの付き合い。勇ましくあろうとする彼女が、本当は少女らしい心の持ち主であると、貴卿は知っている。彼女の治めるエストハイム領に、危機が迫っているという。家族の窮地を捨て置くことはできまい。
以上、参加者の皆様、よろしくお願いいたします。
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