参加者の皆様、よろしくお願いします。
◆シナリオ 「なれば宮廷で罪と踊る」
◆物語の背景 ドラクにて小領地“アルトロート”を任されし領主、フランクが住まうアルトロート城。 彼の城の宮廷に騎士たちは足を踏み入れた。 最近、真祖崇拝の神殿への冒涜、そして太陽崇拝をしているらしき正気を失った民たちの多くがこの領地から多く出ていたからだ。だが、領主であるフランクはこれに関して音沙汰がなく、救援や助力を請うこともしていなかった。 騎士たちが訪れたのは、その真意を確かめ解決の協力を申し出るためである。
◆HO
・PC@ 消えざる絆:フランク【主または敬】 推奨の道:近衛・遍歴
貴卿がドラクの小領地“アルトロート”の領主であるフランク卿の下で過ごして久しいものだ。城には貴卿用の私室も用意されているし、彼は訪れた騎士たちにもとても良くしてくれる。 だがここ最近、不穏な噂が絶えない。この“アルトロート”の民から多くの不逞を働く者が出て、フランク卿は頭を悩ませている。フランク卿には大恩がある。故に貴卿はこの事件を解決せんと申し出て、フランク卿から任されることとなった。 この日も、村の様子や民がおかしな事をしていないか、されていないかを見に行く途中だった。 その時貴卿は、アルトロート城に向かいたいという騎士たちと出会う。彼らはフランク卿に用があり、出来るならばこの事件解決の協力をしに来たと言った。ならば無下にする理由はない。訪れた騎士たちを連れて、貴卿はアルトロート城へと向かう。
・PCA 消えざる絆:エリザ【友または信】 推奨の道:遍歴・狩人
貴卿は長く旅を続けている。一つの場所に長く留まることはなく、領地を転々とする渡り鳥のような騎士だ。 そんな旅を続ける貴卿には、一際印象に残っている騎士がいた。“雷閃卿”エリザ・マイゼンブーク・フォン・ローゼンブルクという女性騎士である。かつて一度立ち寄ったドラクの小領地“アルトロート”で起きた黒山羊の討伐へと貴卿が参加した際、エリザ卿に助けられたことがあった。 彼女の事をふと思い出した矢先、貴卿はとある噂を耳に挟む。 ドラクの小領地“アルトロート”から真祖崇拝の神殿への冒涜、そして太陽崇拝をしているらしき正気を失った民たちが多く出ているというのだ。 “アルトロート”と言えば、今ちょうど思い出していた懐かしき地。かつて彼女に助けられし恩をもしかしたら返せると思い立ち、貴卿は彼の地へと出立した。
・PCB 消えざる絆:フランク【敬または侮】 推奨の道:夜獣・遍歴
貴卿がドラクの小領地“アルトロート”を任されし領主、“鴉片卿”フランク・アルトロート・フォン・ドラクと出会ったのはいつのことだっただろうか。 知略に富み、民への思いを強く語る彼の姿を見たのはどれくらい前だっただろうか。貴卿はフランク卿に武芸の才能がないことを知っている騎士のひとりだ。だが、それを必死に埋めようと努力していたことも知っている。 そんなフランク卿が領主を務める“アルトロート”に関する、よからぬ噂を貴卿は聞いた。決して勇敢だとは言えないが、されど民に関して人一倍に名君たらんとしていたフランク卿の手助けをするため、貴卿は彼の地へと出立した。
・PCC 消えざる絆:エリザ【敬または欲】 推奨の道:領主・賢者
貴卿はドラクの小領地“アルトロート”の近隣の領地に腰を落ち着けている騎士だ。 “アルトロート”を任され治めている領主、フランク卿との交友を持っている。 かつて貴卿はフランク卿から最も信頼している近衛として“雷閃卿”エリザ・マイゼンブーク・フォン・ローゼンブルクを紹介され、その武芸を披露してもらう機会があった。エリザ卿の演武は素晴らしいの一言に尽きた。貴卿は彼女を手放しに敬い、賞賛した。そして、同時に欲しいと思ったこともある。今はどちらの感情が強く残っているだろうか。 そんな“アルトロート”の地が最近、よからぬ噂の大元となっている事を貴卿は知っている。 貴卿は立場上かんたんに領地から出られずにいたが、それもようやく許されることとなる。 友とその忠厚き臣下の助力となるべく、貴卿は彼の地へと出立した。
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