確保、収容、保護。
誰にとっても他人事ではない。世界は異常現象を引き起こす 品や生き物で満ちている。 簡単に文明を滅ぼすだけの潜在力を持つそれらには、特殊な 収容手順が必要だ。 我々、「財団」の職員は怪異を遠ざけ、人類を守らねばならない。 それがどんな犠牲を我々に強いるとしても……。
『インセインSCP』裏表紙より
マルチジャンル・ホラーRPG『インセインSCP』の参加者を募集します。
■募集人数:4名 プレイヤーキャラクターである「SCP財団職員」は当日作成して頂きます。 ゲームに必要なルールブックや筆記用具、ダイスなどは全て用意してありますので 手ぶらでOKです。 細かいルールは説明しますので、ルールを知らなくてもOKです。 参加希望の方は「コメント」欄に記入をお願いします。
シナリオは『インセイン3』より、「ベアクラフト」です。
タイプ:収容 リミット:3
◆「SCP-1048」概要◆
SCP-1048 - Builder Bear (ビルダー・ベア) Object Class: Keter
取扱方: 現在、SCP-1048は行方不明となっていますが、 サイト24内のどこかにいると思われています。 対象は収容のために確保されることになっていますが、 SCP-1048の生み出したものはなんであれ発見時に破壊 するものとします。 より破壊的でない行動がふさわしいとの証拠が出た場合を 除いてはこうしてください。 混乱や誤認を防止するために、サイト24へのテディベアの 持ち込みを禁止します。 テディベアに似ているものはすべて、直ちにセキュリティ チームに報告するように。
─これはジョークではない。SCP-1048が持つ力の全容が解明 されたわけではないのだ。 いまいましいアレがこれまでどれだけ生み出されたのか、だ れがわかるんだ?─ Carver博士
概要: SCP-1048は、高さ約33cmの小さなテディベアです。 試験が行われましたが、対象と知能を持たないテディベアを 隔てる特性はなにも見つかりませんでした。対象は自発的に 移動する能力を持ち、ちょっとした仕草によってコミュニ ケーションが可能です。 対象は多くの人が愛らしいと感じる方法によって、人に愛情 を示します。 足に抱きつくというやり方で愛情を向けるのが常ですが、 ダンスしたり、その場でジャンプするのも観察されています。 過去に二度(それぞれ別のケース)、清掃スタッフのために子 どものような絵を描いてみせたことすらありました。 対象と交流したすべての財団スタッフが、この愛情に対し好意 的な反応を示しています。通常は社会病質(ソシオパス)的な 傾向を示すDクラスでさえも、そうなのです。
SCP-1048との直接的なコミュニケーションは成功したとは考え られていません。簡単な仕草で「イエス」か「ノー」の返答が 出来ますが、自身の性質やどこから来たのかといった質問に関 してはしばしば反応を示しません。 SCP-1048が答えを知らないか、それとも答えたくないかは不明です。 絵を描く能力を持っているのですが、頼んだとしても愛情を示す以 上のコミュニケーションにそのアートを使うことはありません。
※ Researcher Dios作「SCP-1048」より。 DrClef作「SCP-1048」はSCP Foundation 非公式日本語訳wikiによる 「SCP-1048」翻訳に基づきます。
◆ハンドアウト◆ PC1 あなたは財団の新人研究員である。 あなたの【使命】はサイト24内にいるティディベア型の オブジェクト、「SCP-1048」を「収容」することである。
PC2 あなたは財団のベテラン研究員である。 あなたの【使命】はサイト24内にいるティディベア型の オブジェクト、「SCP-1048」を「収容」することである。
PC3 あなたはDクラス職員である。 あなたの【使命】はサイト24内にいるティディベア型の オブジェクト、「SCP-1048」を「収容」することである。
PC4 あなたは財団の研究員である。 あなたの【使命】はサイト24内にいるティディベア型の オブジェクト、「SCP-1048」を「収容」することである。
※当シナリオはややグロテスクな表現があります、ご注意ください。
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