【永い後日談のネクロニカとは】 人類が滅亡してしまった近未来を、ゾンビとなった少女たちが記憶を求めて旅をする世界の物語です。 人間はほぼ絶滅しており、それに代わり、「ネクロマンシー」という死体を操る科学的な技術を持った「ネクロマンサー」が支配者となっています。 そんなネクロマンサーたちによって作り出された愛玩用の死体、通称「ドール」を作成していただきます。 「ドール」は、自身の生前に関する記憶の大半が奪われていますが、彼女らの大きな目的は滅んだ世界を旅しながら、自分たちの失われた過去を取り戻すことです。 ドールとして、崩壊した廃墟や延々と広がる荒野を探索し、自分達の仲間のドール、通称「姉妹」と心を癒しあいながらお話を進めていきます。
■募集人数:1名 すでに3名様の参加が決まっていて、あと1名様の募集になります。 プレイヤーキャラクターである「ドール」は当日作成していただきます。 未経験者の方はあらかじめ用意してある「サンプルドール」に手を加えていただくとちょうど良い調整になると思います。
ゲームに必要なルールブックや筆記用具、ダイスなどは全て用意してありますので手ぶらでOKです。 細かいルールは説明しますので、ルールを知らなくてもOKです。 参加希望の方は「コメント」欄に記入をお願いします。
■シナリオについて
サークル「きたいちさん」様の「R.I.P. レスト・イン・ピース」です。
物語の舞台はとある村。 最終戦争の後、降り止まない白い灰に閉ざされたそこは、もはや理性ある者の気配はなかった。
ーーたった一人、”墓守”の少年を除いては。
「ぼくはティム。‥ここの墓守だ」
灰の積もった地面にシャベルを刺して、少年はつまらなげに肩をすくめる。 そんな些細な仕草が、哀れな人形たちの、遠く尊い思い出を蘇らせていく。
死の灰に覆われた白の世界。 闊歩するは屍人ばかりの瓦礫の中、瑞々しく咲く青の謎。
それは煉獄の試練か。 あるいは、誰かが仕組んだ、悪趣味なおとぎ話か。
とん、とん、しゅるり。
と、何かが目覚める音がした。
”レスト・イン・ピースーー願わくは、その魂に安らぎの与えられんことを”
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