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ダストハイム領、海を見下ろす断崖絶壁の上に、その塔はある。常夜国で一番、天に近しき星読の塔。地上の運命を指し示す星辰を読み取り、時には空に同調し操ってすらみせる星読達のための天文台である。
かつてそこには夜空の星に恋をした騎士がいた。ただの妄想と断じる者もいたが、かの騎士は確信を持って語った。 「私は他の誰でもない、あの星と語らっているのです。」 当代随一の星読に送られる称号、占星卿の二つ名で呼ばれ、その不可思議で神秘的な恋は吟遊詩人の歌にも歌われる。周囲からの目はどうあれ、彼女は幸せだと己の従者に語ったという。 しかし、幸せな恋は突然に終わる。星読の力を失い、彼女は星々と語らう術を失った。
これは、それでも星空を見ることをやめなかった騎士と、彼女の物語を歌う吟遊詩人、そして、彼らを取り巻く者達の物語である。
常夜国騎士譚RPGドラクルージュ 「星降る夜の汀(みぎわ)にて」
この星海を越えて、貴方に会いに行きたい。
■ルールブック 全て ■シナリオ傾向 初心者歓迎:☆ 紅月:★★ 星空:★★★★★
▪DRより こんばんは、銀色ペンギンです。 最近はなかなか単発のドラクルージュを回せていませんが、久々の新作を回せるとあって今から楽しみです。 さて、今宵は星空の話をしましょう。常夜国はその名のとおり、常に夜の世界。夜空は貴卿、もしくは御身らにとって見慣れたものであるはず。これは星空を少し違った視点で見ることができる、星読達にまつわる物語です。
【あらすじ】 ダストハイム領の海辺に佇む星読の塔。その硬く閉ざされた扉が開くのは月に一度、塔への出入りが許される夜のみ。 今宵、星読の塔の扉が開く。貴卿ら、そして御身らは予言に導かれ、あるいは懐かしき人に会うため、あるいはその目で星を見るため、あるいは…吟遊詩人に導かれて、塔のたもとに集う。 奇しくも、今宵は「星降る夜」として塔の星読達が予言した夜。星が流るる時、この地に何が起こるのであろうか。
PC@ 異端限定・秘密あり 指定の血統:アールヴ(妖精騎士) 消えざる絆:秘密にて指定
御身はこの常夜国において、騎士と並び立ち華々しく活躍するアールヴである。ある夜、賢者が星空を指差して告げた。 「星降る夜、御身を待っている者がいる」 その予言に導かれ、御身は星読の塔へ向かう。 御身には秘密がある。委細はDRより密やかに伝えられよう。
PCA 騎士限定 指定の道:星読 消えざる絆:星見卿アリスタ(ルージュ:自由)
貴卿はかつて、"占星卿"アリスタより叙勲を受けた。しかしその折、貴卿は主の力…星読の力を奪ってしまった。貴卿は騎士となったその瞬間より卓越した星読となり、それと引き換えにアリスタは星と語らう術を永遠に失ったのだ。 罪悪感から逃れるように、主の側を離れたのはいつの頃だったか。貴卿が星読の塔を離れて程なく、彼女も各地の星空を記録する旅に出たと風の便りで伝え聞いた。 今宵、貴卿が久方ぶりに懐かしき塔へ向かうのは主に会うため。彼女が星降る夜に合わせて塔に立ち寄ると聞いたからこそである。 今の貴卿なら、彼女に向き合えるだろうか。
PCB 異端・夜獣限定 (騎士であった場合)指定の道:夜獣 消えざる絆:アロイス(ルージュ:信or敬)
御身(あるいは貴卿)は宮廷には居られぬ身。頼れる相手も見つからぬまま、堕落を待つばかりの日々を過ごしていた。しかし、幸いなことに星読の力を認められ、ここ星読の塔に連れてこられてようやく安住の地を得たのだ。 とはいえ、この塔では安住は得られても安息は得難い。塔の住人の大半は御身を無視するか、興味すら示さぬかのいずれかだ。御身に安らぎをもたらすのは、硬く閉ざされた塔の扉が開く夜に合わせて訪れる、穏やかな吟遊詩人と夢見がちな賢者くらいである。 噂では、次に扉が開く夜には珍しく二人ともこの塔を訪れるという。とても珍しい、星降る夜が来るといわれているからだろうか。
PCC 自由 指定の血統・道:なし 消えざる絆:アロイス(ルージュ:自由)
貴卿は友たる吟遊詩人アロイスに誘われ、星読の塔にやってきた。かの星に恋した乙女の歌に心打たれたか、星降る夜に何かの訪れを感じたか、友と美しい星を見ながら語らいたくなったか。何に心惹かれたかは貴卿が決めて良い。 アロイスは貴卿にこう語った。 「数多の星が降る夜は、運命が大きく動くのだと賢者達は言う。もしかしたら、何か奇跡でも起こるかもしれない。」 少しおどけたような口調とは裏腹に、貴卿には彼の目が切望を孕んでいるように見えた。
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