<モノトーンミュージアムRPGとは?> 神の御標が、人々に幸福をもたらす世界。 しかし御標に背けば、たちまちその姿は異形となりはて、罪人と化す世界。 御標を歪め、世界をほつれさせる力を持つ『伽藍』たちと戦うことができるのは、 世界から「逸脱」する覚悟と力を持った、『紡ぎ手』たちである。 しかし「逸脱能力」を使うほど、『紡ぎ手』たちもまた、歪みを引き受けていくことになる・・・・・・。
ゆがめられ、ほつれた世界を紡ぎなおし、あるべきエンディングへと物語を導いていくRPG。 それがモノトーンミュージアムRPGです。
多彩な種族や立場を組み合わせて構築されるデータと、「アイロニックメルヘンRPG」の名が示す世界観を楽しむことができます。 特別な「逸脱能力」を使いこなすことが勝利の鍵ですが、使うほどに『伽藍』へ近づいていってしまいます。 歪みに堕ちるか、あるべき道へ戻るか、その葛藤も、このゲームの魅力です。
<レギュレーション> 『データアーカイブ カッサンドラの書架』を導入します。 初期作成キャラクターであれば、持ち込んでいただけます。
<募集人数> 4名様 システム初心者の方も大歓迎です。 これを機に、ぜひ遊んでみませんか?
<シナリオ> オリジナルシナリオとなります。
○トレーラー むかしむかし、あるところに、やさしいおばあさんがおりました。 おばあさんは、大きな犬のポチを、それはそれは大切にしておりました。
あるとき、ポチに御標がくだりました。 「かしこい犬は、おばあさんのために、いっしょうけんめい、たからものを探しました」 「ポチはたからものを見つけて、おばあさんに恩返しをしたのです」 「おばあさんは、しあわせにくらしました」
ところが、それを聞いていたのは、隣に住んでいる、いじわるばあさんです。 いじわるばあさんは、やさしいおばあさんがもらえるたからものを、ほしい、と思いました。
モノトーンミュージアム 『おばあさんがおりました』 かくして、物語は紡がれる。
○ハンドアウト PC@ パートナー:ポチ キミは、まだポチが小さな子犬だったころに、ポチの命を助けたことがある。 捨てられて人間不信になっていたポチを、おばあさんに預けたのは、ほかでもないキミだ。 キミに、御標がくだされる。 「子犬は大きな犬になって、おばあさんに牙をむいてしまうのでした」 それを聞いたキミの脳裏に浮かんだのは、ポチの姿。 放ってはおけず、キミはポチの暮らす、小さな村へと急いだ。
PCA パートナー:アンネおばあさん キミは、アンネおばあさんから、孫のようにかわいがってもらっている。 久しぶりに、里帰りのような気持ちで、おばあさんのところへ足を向けたキミは、 懐かしいその村に、ほつれが生じているのを見た。 早く解決しなければ、アンネおばあさんの身も危ない。
PCB パートナー:ジョルジュ キミは、青年ジョルジュとともに旅をしている。 彼に、御標がくだされた。 「青年は、ふたりのおばあさんからひとりを選ばなければなりません。おばあさんが亡くなるまで、ずっとそばにいて、支えつづけます」 顔をゆがめる青年は、それでも御標の示す道を確かめようと、故郷に戻ることを決意する。 けれど彼は、一人で戻ることに抵抗があるのか、キミへ同行を求めてきたのだった。
PCC パートナー:ベルベッタおばあさん キミは、かつてベルベッタおばあさんのお屋敷に仕えていた。 いじわるな彼女が没落したとき、離散する使用人たちとともに、キミもまた、彼女のもとから出奔した。 キミに、御標がくだされる。 「やさしいおばあさんをいじめる、いじわるなおばあさんを止めるため、懐かしの土地へと足を向けるのです」 歪みもほつれも見えない。無駄に逆らっても、よいことはない。 キミは御標に従うことにした。
※当日0時までに3名様以上のご参加表明で立卓とさせていただきます。
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