誰もが秘密を持っている。 隣りに住む優しいお姉さんは殺人鬼。学校の先生は邪神ハンター。 クラスの気になるあの子は吸血鬼って噂があるけど……。
一見、何の変哲も無い世界で、心に秘密を抱えた人物たちが、 奇妙な怪事件に巻き込まれていく。 そこに待ち受けるのは破滅か、それとも……? 『インセイン』裏表紙より
マルチジャンル・ホラーRPG『インセイン』の参加者を募集します。
■募集人数:4名 プレイヤーキャラクターである「探索者」は当日作成して頂きます。 ゲームに必要なルールブックや筆記用具、ダイスなどは全て用意してありますので 手ぶらでOKです。 細かいルールは説明しますので、ルールを知らなくてもOKです。 参加希望の方は「コメント」欄に記入をお願いします。
シナリオはSCP財団の「SCP-017-JP」を元に作成したオリジナルシナリオ、 「全自動テレフォンママ」です。
タイプ:特殊型 リミット:3 参加人数:5人 舞台:本当は怖い現代日本
◆あらすじ◆ 幼い頃に両親を亡くしたpc1は、祖父母の家で育ちましたが、両親がいないことを寂しく思っていました。 小学校が終わるとランドセルを置いて同じような境遇の子供達と遊びに行きます。 pc1とは兄弟であるpc2。 幼い頃に両親が離婚し、父と二人で暮らしているpc3。 両親が共働きで、夜遅くまでずっと一人で過ごしているpc4。 家がラーメン屋で、両親が毎日忙しいpc5。 5人は硬い絆で結ばれています。
放課後は5人で楽しく過ごしていますが、夜になり、それぞれが帰路に着くと無性に寂しい気持ちに襲われます。 そんな時、pc1の家に一台のピンク色の電話が届きました。 同封されていたチラシには、こう書かれています。
「『全自動テレフォンママ』 鍵っ子諸君!寂しいキミたちに素敵なお知らせ! 電話を掛けるだけでママが相手をしてくれるよ! 今日の出来事をいっぱいお話すれば、ママがおうちに来てくれるかも!? XXX-XXXX-XXXX 今すぐTEL!」
pc1は寂しい自分の為に祖父母が買い与えてくれたオモチャだと思い、子供だましだと思いながらも電話をかけます。 電話口からは女性の声がして、 『pc1ちゃん、ママよ。お利口に留守番していてね』 『pc1ちゃん、今夜はハンバーグよ。待っててね』 などと一方的に話しかけられるという、いかにもオモチャらしい仕組みのものでした。 しかし毎日電話をしているうちに、電話口からの声に何らかの質問が混じるようになります。 『pc1ちゃん、今日学校はどうだった?』 それに対してpc1が答えると、「そうなの、先生の言うこと、ちゃんと聞いてね」 などと軽い会話のようなやり取りができるようになりました。 更に電話をかけているうちに「お友達の◯◯ちゃんのお話をもっと聞かせてちょうだい」などとまるで本物の人間が 電話口の向こうにいるような会話が可能になり、pc1はやがて電話に向かって1日の出来事や、テストの結果など 様々な話をするようになりました。 そしてある日、電話口の女性の声はこう言ったのです。
「pc1ちゃん、明日は早く帰れるわ、待っててね。」
◆ハンドアウト◆ pc1 あなたはまだ小さな子供だ。 幼い頃に両親を亡くし、祖父母によって育てられた。 両親がいない寂しさを紛らわせるために、放課後はほぼ毎日同じような境遇の友達と過ごしている。 今日は友達が家に遊びに来た、いったい何をして遊ぼうかな?
pc2 あなたはpc1とは兄弟である。 pc1と同じく幼い頃に両親を亡くし寂しい思いをしているが、その状態には慣れつつある。 だが、いつまでたってもこの状態に慣れず、辛そうなpc1を見てると不憫に思う。 今日はpc1の友達が家に遊びに来るらしい、自分も混ざって皆で楽しく遊ぼう。
pc3 あなたはまだ小さな子供だ。 もっと幼い頃に両親が離婚をし、父と二人で暮らしている。 pc1とは親友であり、放課後はほぼ毎日一緒に過ごしている。 今日はpc1の家にお邪魔させてもらう、何をして遊ぼうかな?
pc4 あなたはまだ小さな子供だ。 両親は共働きで、帰りが遅く、寂しい夜を過ごしている。 その寂しさを紛らわせるために、放課後はほぼ毎日同じような境遇の友達と過ごしている。 今日はpc1の家にお邪魔させてもらう、何をして遊ぼうかな?
pc5 あなたはまだ小さな子供だ。 家がラーメン屋のため、両親は常に忙しいが、PC@を筆頭と した仲良しグループの中では寂しい思いはしていない方だろう。 家のラーメン屋によく食べに来るということもありPCBの家族の ことはよく知っている。 今日は仲良しグループの一人、PC@の家にお邪魔させてもらう、 何をして遊ぼうかな?
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