はじめましての人ははじめまして、そうでない人はこんにちは(いつもの) 現代伝奇を得意とするGM、りばーす。です。
平日の17日に募集中のものと同じシナリオを、プレイヤーの集まりの比較検討のため休日にも募集してみたいと思います。 現在ルールブックが版元品切れで入手困難(中古でもアマゾンで6000円程度)のシステムであるため、ルールブックなしで全く問題なく参加可能な対応をさせて頂きます。
今回は何回か回した事のあるオリジナルシナリオです。 キャラクター作成に時間がかかるシステムであるため、この日はキャラ作成を含めた前編とし後日(土曜日ではなく日曜日の夜になるかも知れないのでご注意下さい)後編を用意させていただきたいと思っています。 また「オリオンが降る前に」は拙作の別のシナリオとごく一部がリンクしているため、このシナリオを遊んでみて興味を持って下さった方にはそちらも回す事も検討可能です。
■ビーストバインドトリニティとは 現代日本が舞台となるゲームです。ただし、この現代には人間の他に数多くの魔物が正体を隠して生活しています。 PCたちはその魔物の中でも人間社会の一員として生きる事を選んだ存在です。 このため「一般的な」魔物からは「人間にも魔物にもなれない半端者」として「半魔」の蔑称で呼ばれています。 人間としての生活、そしてその一部である大切な人たちのために戦う。PCはそんな魔物なのです。
■プレイヤー募集人数 3〜4名
■レギュレーション(長くなりますがお許し下さい) ・基本ルルブ、サプリメント3冊、公式リプレイのデータは全て使用可能。使用経験点は0 ・キャラクター作成はサンプルキャラクターを用いたクイックスタート、一から自作するコンストラクションのいずれでも可 ・アタッカー、サポーター、ディフェンダーの基本クラス3種はパーティで揃うようにします ・以上の条件を満たすことが出来るならば事前作成による持ち込みは制限しません
●今回予告 星々の彼方、オリオン座の向こうからやって来た。 そう名乗る少女は、自らを殺せと少年に願う。
優しさを手に入れた魔物は、同胞(はらから)より嗤われながらも、信念を貫く。
『羽根』を求めるモノ。『羽根』の破壊を目論むモノ。『羽根』の封印を願うモノ。 三者三様の思惑が渦巻く中、半魔たちは夜を駆ける。
ビーストバインドトリニティ 「オリオンの降る前に」 心焦がすは魔の渇望(エゴ)、心つなぐは人の絆
※『羽根』とはこの世界の『守護者』と呼ばれる強大な存在の力の欠片です。
●ハンドアウト PC1:元人間の半魔 カヴァー(人としての顔)が学生である事が好ましい シナリオ絆「オリオンの娘」 関係:師事、慕情、幼子など(詳細は本文参照) 自らを「オリオン座の向こうから来た娘」と名乗るその少女が、夢に出るようになってどれほどの時が流れただろうか。 彼女を通じて、君は「夜の世界」を知り、かつての、人間としての君は死んだ。 そして今、彼女は自らが神話的恐怖に利用される事を恐れ、君に殺害を依頼する。 だが……君はそれを承服できない、そう感じていた。 ※「オリオンの娘」の外見や言動、仕草などはPCにとっての「理想の女性像」となるため、事前にイメージしておいて頂けると助かります。この「理想の女性像」は必ずしも恋愛対象としてのそれでなくとも構いません。
PC2:長い時を生きている半魔 シナリオ絆:「漂泊の」アザルベルド 関係:友情 君はかつて、人間など歯牙にもかけて居なかった。知恵をつけた猿。その程度に考え、実際そのように扱ってきた。 だが。一人の人間との絆が、君を半魔に……人と交流を持つ魔物に変えた。 かつての仲間たちはそれを堕落と嗤い、蔑むが、君は後悔はしていない。 そんなかつての仲間の一人に、君を嗤わず、魔物の側に引き戻そうと最後まで説得し続けた男がいる。 それが「漂泊の」アザルベルド。白銀の銃を持つ死神だ。 彼が『虚無』に出会って使命を取り戻し、消息を絶ったと知った時、君の心には、強い悲しみが去来した。
PC3:仕える者を持つ半魔 シナリオ絆:「主」 関係:二律背反 君は「主」に仕える事で、半魔となった(あるいは、そのように作られた)者だ。 主は、未来から「次の守護者」が自分たち半魔と、人間を滅ぼしに来る事を知り、それを回避するために君を招き入れた。 君の戦いは孤独だ。その「正義」は理解される事も少ないだろう。 誰かを守るため、誰かを切り捨てなければならない事も多い。 ……だが。君はその自己矛盾を抱えてなお、守るべきもののために前に立つ。 今日も『主』から命が降りる。今回の相手は名状しがたき邪神群、そして虚無の尖兵たる死神たち。どちらも一筋縄ではいかない相手だが、是非もない。 ※「主」のイメージはこちらでも用意してございますが、プレイヤー側からの希望も取り入れていくつもりです。
PC4:その他(推奨:どこかの組織と繋がりを持つ半魔) シナリオ絆:組織のリーダー(長沢遼、ウォーレン・レイクなど。ルールブックの無い方にはGMの側から推奨を何人か紹介します) 関係:同志、ビジネスなど 君がこの極東の地を住まいに選んだのは、ここが世界で最も半魔に溢れる街であることや『羽根』が集まる場所である事と無関係ではない。 君にとってここは紛れも無く世界の中心であり、ホットスポットなのだ。 しばらく滞在するうちに、顔なじみの仲間も出来た。この心地良い居場所を、君は心の底から守りたいと思っている。 ゆえに、その平穏を破壊しようとする者がいるのならば君は戦うだろう。そしてそれ以上に、ここを守ろうとする者がいれば君は力を貸すだろう。 それが、君にとっての戦いのあり方なのだから。
ご質問、ご要望、ご意見などあればお気軽にどうぞ。
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