捏造ミステリー 赤と黒で遊びませんか?今回のシナリオは甘熊書庫様作の「魔女伝説よ、現となりて」です。
【捏造ミステリー 赤と黒とは?】 ・魔術師となり、不可能な殺人や密室といったミステリーを生み出す存在"イツワリ"を倒し世界の秩序を守ることを目指します。
・事件の捜査とイツワリとの戦闘の両面において、それぞれの魔術師の個性によって得意とするアプローチが異なります。
・真実を明らかにすることが全てではなく、魔術師の望む結末を作るために真実を"捏造"することも重要となります。
・推理力は特段必要とされません。 あなたは魔術師なのですから、被害者に対して誰にやられたか聞くことも犯人に何の証拠も示さずに自白させることも魔法で思うがままです。重要なのは自分の魔法で何をするのかという発想力です。
【シナリオ概要】 恐ろしい魔女が棲むと伝わる森の中に、打ち捨てられた城がありました。 殆ど使い物にはなりませんが、一つの塔だけは人が棲むことができました。 ですから、いつからか、その塔を盗賊が隠れ家としたのです。
ある夜、盗賊は子分たちを集め、一つの馬車を襲いました。 荷馬車には、兵士たち、財宝、食料、 そして一人の美しい女が乗っていました。 盗賊達は兵士を残らず殺し、女を縛り上げて塔まで運びました。
《…ザザッ》
そして盗賊は、子分達に財宝や食料を分け与えると、自らは女を選び、弄び、そして自分の剣を使い、たわむれに女を殺してしまいました。
しかし、その女こそ、恐ろしい魔女だったのです。 盗賊が外に出てから暫く経った頃、死体であるはずの女の体がぶるりと震えました。 更に暫くすると、女の死体から半透明の魂が浮き上がってきたのです。
魂となった女――幽霊の女は、自分の体に刺さっていた剣を抜き取り、物陰に隠れました。 そして死体を片付けに戻ってきた盗賊を待ち、盗賊が鍵を閉める為に向けていた背中を一突き。 盗賊が絶命するのを見下ろし、幽霊は扉をすり抜けて、どこかへ消えてしまいました。
《…ザザッ》
盗賊が殺された翌日、子分たちは親分が中々起きてこないのを心配しました。 部屋をノックしても返事がありません。 不安になった子分たちが扉を壊して入ると、背中を刺された盗賊と、胸を刺された女の死体の他には、塔の部屋の何もかもが、いつも通りでした。
【シナリオ傾向】 叙述トリック ★★★★★ アリバイ ★ ミステリー ★ 意外性 ★★★★
【その他】 進行等含めてぐだる可能性がありますのでご容赦ください。最低でも終了時間は超過のないよう厳守します! 前日23時59分の時点で4名様の応募がなければ流卓とさせて頂きます。
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