◎演目は、小太刀右京先生原案、すがのたすく先生リメイク作の『今ひとたびの英雄譚』です。 本演目は一部ハンドアウトが対立構造を示唆する内容となっているが、PVPは想定していません。 因縁のピリピリギスギスを楽しみながら、最終的に全員が協力して事件に向かうことを前提とした演目となります。
■<今回予告> “輝ける騎士の国”には三人の騎士がおりました。 豪勇の騎士オズバルト、叡知の騎士ヒンドルス、そして守護の騎士PC@。 騎士たちは神の御標に従い、国を苦しめていた災厄に立ち向かいました。 ひとりは死に、ひとりは深い傷を負い、ひとりは騎士殺しの罪人と追われながらも、国を護り抜いたのです。
これは高潔なる魂の物語。 今ひとたびと紡がれる、輝ける騎士たちの英雄譚。
モノトーンミュージアムRPG『今ひとたびの英雄譚』 ――――かくして物語は紡がれる
◆演目ハンドアウト PC@:三騎士のひとりだった罪人。 君はかつて“輝ける騎士の国”を護る三騎士のひとり、“守護の騎士”と謳われる武人であった。 三年前、豪勇の騎士オズバルト、叡知の騎士ヒンドルスと共に国を脅かしてきた強大な異形を討伐した。 しかし異形の吐いた最後の呪いによってオズバルトは異形となり、君は彼を死によって解放するしかなかった。そして騎士殺しの罪人として国を追われたのだ……。 だが、今でも君の心には騎士の輝ける誇りがある。故郷に恐るべき脅威が迫っていることを知った君は、再び剣を取ろうと決意した。
PCA:“輝ける騎士の国”の姫。 君は“輝ける騎士の国”の姫君だ。 三年前、君は許嫁であった“豪勇の騎士”オズバルトを異形との決戦に送り出し、そして彼は二度と戻らなかった。 彼は戦場でPC@に殺されたのだ……。 今、この国に再び異形の災厄が迫ろうとしている。今度はあなた自身が、オズバルトに代わってこの国を護る時だ。
PCB:“輝ける騎士の国”の兵士。 君は“輝ける騎士の国”に仕える兵士だ。 かつて“叡知の騎士”として知られた宰相ヒンドルスによって、君は剣の才を見出され、随分と目をかけられている。 三年前の異形討伐で再起不能の傷を負った彼は、君を新たな国の護り手にしようと見込んでいるのだ。 そんな折、再び国に災厄の影が忍び寄り、君が異形討伐の英雄になるという御標が下った。 ヒンドルスの期待に応えるためにも、君は国を護り抜こうと決意した。
PCC:“輝ける騎士の国”の医師。 君は“輝ける騎士の国”に住む医師だ。 助手のドゥラは君をとても尊敬し、献身的に仕事の手伝いに勤しむ少女である。 邪龍が倒されてから三年目の解放祭の夜、新たな災厄が国を襲った。 被害者の治療に奔走していた君は、ドゥラが行方不明になったと気づくのが遅れてしまう。 彼女はどこへいったのか……君は不安を胸に彼女を探しはじめた。
◇舞台設定:輝ける騎士の国 緑葉山脈の裾野に広がる王国。 13年前の“黒点の日”に近隣をねぐらとしていた巨龍が異形化し、以降この国は10年の間、災厄に苦しめられてきた。 3年前、神の御標を執行した三騎士の尊い犠牲によって異形は討たれ、国は異形の恐怖から解放されたのである。 決戦の舞台となった森は“聖戦の森”と名付けられ、禁断の聖地として立ち入りが禁じられている。 【NPC】 ▼豪勇の騎士オズバルト (三年前の時点で)31歳。男性。PCAの許嫁。 三騎士のひとり。屈強な体躯と身の丈ほどの大剣を携えた姿はまさに豪勇、勇猛と気高き魂を持つ武人であった。 ▼叡知の騎士ヒンドルス 27歳。男性。三騎士のひとり。 レイピアを操る美男子で、見識に長けた人物。彼の知略は幾度も三騎士や国の窮地を救ってきた。 ▼ドゥラ 10代後半。女性。PCCの助手。 医師であるPCCの雑務を手伝っているが、薬草を取りに禁断の森へ。
参加者の皆様、宜しくお願いします。
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